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コミュ症ではないのに人間関係がうまく作れない人達が意識すべき3つのこと

誰しも、幸せな人生を送りたいと、生を受けた人間として思うのは自明の理であることは疑いないでしょう。



富、名声、社会的意義、、、、ここで幸せな人生について議論するつもりはないが、
はるか昔から多くの人が関心をもち、研究や考察がなされているとおり、多くの人にとって欠かせないのは、やはり家族や友人、恋人などとの人間関係が人間の幸福の大きな割合を占めると思う。

誰かと時間を共有し、愛を分かち合い、互いの存在を認めあう中で、心が豊かになる経験は誰しも持っているでしょう。


とくに近年、インターネットが普及し、今や海外では7~9割の人がスマートフォンを持ち、LINEなどに代表されるように他人と連絡やコミュニケーションするためのコストはますます下がった。
そのため、家族、仲のいい人、初めて会った人などなど、他人と気軽に手軽に連絡をとりやすくなった。



しかし一方で、自分の好きな情報にアクセスでき、生まれや国籍、様々な人間の価値観を受け取りやすくなり、

  1. 恋人なんていらない
  2. 一人が一番楽しい
  3. 職場の人間関係とプライベートは線引きしたい
  4. 無理に気の合わないやつと仲良くしなくても満たされている

といったように、必ずしも皆が皆、とても人間関係に恵まれた生活を第一優先に望んでいるわけでは、ある程度周知の事実であるだろう。


他人との連絡を簡単に様々な方法でとれるようになったからといって、人間の幸福度が単調増加するのではなさそうである。
技術や文明が社会には、その時代なりの人間の価値観の変化がある。


では、他人との連絡手段が多様化し、容易になっているために、一体何が起こっているのか。




人間関係の希薄化や友人が少ないことを実感する人が増え、上手く人間関係を作りたいけど作れない人、そもそも人間関係を構築することを放棄して幸せだと思う人が増えている。

そのため、上手に他人との関係を構築できる人とそうでない人との間の『幸福格差』が大きくなっていると思っている。



100%満足した人生を送っていると胸を張って答えられる人は、
マズローの欲求階層が正しいと仮定すれば、ほぼ100%良好な人間関係を築いていると考えてもよいだろう。

一方、そうではない人達は、良好な人間関係を持ちたいと思う選択肢から外れ、ますます疎外されていく。

人間関係のネットワークはべき乗則*1に従うという研究結果もある通り、人間関係のハブとなる中心の人達は上位数%の人達であり、大多数の人間関係はその数%の人達を介してつながっている。


時間は有限であるから、そういったハブとして機能する人、もしくはきちんとした人間関係を構築できる人が他者との時間を共有する時間を占めることになる。
ますますヒューマンスキルを持つもの、持たざるものの幸福度に格差が広がるばかりである。

極論、今から二人でごはんに行こうと言える関係がどれほどいるだろうか。


では、コミュ症というわけでもなく、誰とでも喋れる人で、この問題に悩む、100%満足していると答えられない人達は
一体何をすべきなのか?


今回はそれに対して一緒に考えたいと思う。

人間関係がうまく作れない人は以下のことを意識することを勧めたい。

  1. 自立した個人としての自分が存在する
  2. とにかく楽しそうに生きてる
  3. 他人と関わる幸せを認識している
  4. 大事なのはすべて気づくことから

1.自立した個人としての自分が存在する


まず何よりも人間関係を構築する上で気をつけるべきことは、

「一人の人として⑴利害関係なく⑵対等に相手と向き合っている」状態でいることが重要だということです。


つまりどういうことか?


まず⑴の利害関係について。

あなたは、誰かに会う時など、話しかけてくれるまで待っていたり、依存していないだろうか。
あなたは、こいつと話していても面白いことはなさそうだという打算をつけていないだろうか。
あなたは、自分に利益がないだろうということで、人間関係を築くことを放棄していないだろうか。

わかりやすく要約すれば「メリットあるやつとしか話したくないわー、あ、でも、誰でも声かけてくださいな」ってスタンスでいないだろうか。

もしそうであるなら、少しばかり耳を傾けてほしいと思っている。

何か利益が欲しいんだろうなと思われると、その人の印象は決して誰に対してもオープンでなく、内向きに思われてしまう。

逆の立場になった時、何も提供していない人に、あなたが急に利益を求められていると感じていい思いをするだろうか?
少なくとも、僕は話したいと思う気持ちがだいぶ薄まる。






続いて⑵の対等にという部分について。


自分が誰かに評価されて嫌われると思ったり、見下したりしていないだろうか。


自分から距離を置く相手には、なかなかその距離を詰めようとする人は少ないし、
相手に見下されてもし不快な思いをしていたとしたら、それでも一緒にいたいと思う人は、なかなかいないのではないか。



この問題は、自分を自立した一人の人間として肯定する自己肯定感があるかないかともが大きな関係があります
一般的に自己肯定感が強い人達は他人との人間関係を構築するのが上手いといいます。

goodluckjapan.com

最近、メディアなどで多く聞かれるようになった言葉の一つに「自己肯定感」があります。自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

これが近年盛んに主張されるようになっているのは、仕事や人間関係など、人生の様々な面で自己肯定感の有無や高低が影響を及ぼすということが分かってきたためであると言われています。


自分を肯定できている人は嫌われることを恐れず、対等に相手と向き合い、誘いや声かけを行うことができます。


もちろん最初はとても難しいと思いますが、はじめから相手が自分とすっかり意気投合することがなくても、自分が自立していれば相手に対してgiveをしていくにつれていい関係を築き上げることができるでしょう。

気の合う人は見つけるのではなく、自分との関係で決まっていくものだと思って。


2.とにかく楽しそうに生きてる


1.では利害関係を持つなと言いましたが、結局人は魅力的な人に興味を持つ性を持つ生き物です。

楽しそうにしている人と一緒にいれば楽しいんじゃないか。
もうそれに尽きます。

楽しそうに話している人に、おしゃべりしてみようと声をかけたくなるし、
合コンして楽しそうなやつに、合コンの誘いはかかるし、
まあ会う時にワクワクしますよね。


あなたが笑顔で過ごしている印象を、どれだけの人が持っているのかということを意識することが大切だと思っています。
笑顔のあなたと話してみたいと声をかけられることがぐっと増えると。

では笑顔になるために自分は何をしているのが一番なのか。
それはつまりは自分がどんなときに幸福なのかをよく知る人が一番強いわけですね。

まあ客観視と観察ですね。
これだけでブログのテーマになりそうなことなので今回は割愛します。





3.他人と関わる幸せを認識している


こちらのアンケート調査で、幸福度が低い人はお金を大切にし、幸福度が高い人は人間関係を大切にするという統計データがあります。

president.jp


冒頭でも述べましたが、本当に自分は誰かと一緒に何かをするよりも一人で別のことをやっている時間で完結している方が幸福ではないという思いを持っている人は本当にいないと思います。


一人の時間は必要であれ、人は社会的欲求を満たすように進化し、他者と関わり合いながら繁栄してきた生物です。

もちろん人と関わらなくても楽しいというのは、実際には間違っていないと思う。
しかし、本当に100%満足して幸せであり続けることができるのか?

個人的には、それはNoであると言いたい。

  1. 周りは自分とは合わない人達ばかり
  2. もっと自分の好きなことや自己研鑽に費やす方が有意義で合理的

と、人付き合いの中で面倒なことを避ける代わりに幸せだと言い聞かせて、
納得させているだけに過ぎないと思う。

2.でも述べた通り、自分を客観視してみれば、自分が他人と関わっている時にどれだけ楽しく笑っているだろうか。



4.大事なのはすべて自分に気づくことから


いかがでしたでしょうか。

自己認識、感情の変化、興味・関心、、、学校では全く教えてくれないけど、自分のことをよく知ってる人は本当に強いです。


自分のことをよく知っている人は相手と対等に話しかけられます。
自分のことをよく知っている人は自分の好きなことがわかります。
好きなことを知っている人は楽しく過ごせることに多くの時間を割くことができます。
楽しそうにしているにしている人は人が集まります。

次回はもうすこし具体的な話について書きたいなあ。

*1:よくいうパレートの法則(上位20%が組織の売り上げを決定している系の類の話。ちなみに人気サイトの被リンクサイトもべき乗則で、全リンクのほとんどを上位数%が占めている)